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 龍巻地獄 (別府地獄めぐり)(大分県別府市)    site up 2003/12/27
龍巻地獄1
別府地獄めぐり、いろいろな地獄に落ちてきたが、いよいよ龍巻地獄で昇天するときがきた(笑)。幼いときにも一度訪れた記憶があるが、そのときの記憶を遡ると海地獄血の池地獄、そしてここ龍巻地獄がもっとも記憶に残っているように思う。熱帯魚が好きだったので白池地獄の記憶もあるけど。
さて、龍巻地獄、この勇ましい名前に地獄そのものも負けてはいない。皆様は間歇泉【かんけつせん】というのをご存知だろうか。これまで見てきた地獄は基本的に常時噴気や熱水を絶え間なく噴き出す地獄であった。間歇泉とは間隔を開けて噴き出すのである。これこそは地熱と地下水による見事なエンターテイメントだ。海地獄、金竜地獄、血の池地獄等に比べれば湧出量ははるかに少ないと想像するが、勢いよく噴き出す熱水の姿を見ると、自然とはすごいな、と思わせる度合いが不思議と一番高いように思う。
龍巻地獄2 龍巻地獄3 龍巻地獄4
勇ましい様子を想像させる 普段の噴出口の様子 5分ほど噴き上げる様子
鉄輪温泉郷の各地獄が、エンターテイメント性にも力を加えている点に比べると、となりの血の池地獄とここ龍巻地獄は地獄勝負である。血の池地獄での足湯、龍巻地獄には散歩ができる園内緑地散策コースなどが備えられているとはいえ、地獄メインの施設作りである。
さて、お土産店を通って地獄のある園内に入る。普段は静かである。噴気音や熱水が噴き出す音などはない。山の麓に山肌の斜面を利用するようにして観覧席が用意されており、その部分には体育館の天井ほどの高さに鉄骨作りで屋根が設けられている。これなら少々の雨でも観覧に支障をきたすことはないだろう。
そして、観覧席が取り囲むその先には岩で積み上げた半ドームがある。高さは8mほどだろうか、ここが間歇泉龍巻地獄そのものである。幼いときの記憶もこんな感じだった。多少は補修が施されたかもしれないが、イメージは変わらない。
龍巻地獄5
龍巻地獄6 龍巻地獄は、別府市指定天然記念物ということだが、県または国指定の天然記念物でも良いのでは、と肩入れするところである。有名なアメリカ・イエローストーン国立公園やアイスランド等に存在する間歇泉群の迫力には一歩譲るとしても(見たことはないがイエローストーン・オールド・フェイスフル間歇泉は世界で最も有名だそうだ)、約30分間隔で5分間という正確さは日本のものらしく、間隔が短いことで先を急ぐ観光客も少し待てば見られるという点でも、せっかちな日本人向きの魅力がある。
また迫力では一歩譲るとは言ったものの、龍巻地獄の噴き出す部分には高く熱水が上がらないよう蓋のように天井を囲ってある。もしこれがなければ50mの高さまで吹き上げる程の圧力があるという。噴き出す熱水の温度は105度、いかに地下で圧力を高められているかが分かる温度だ。これが50mまで吹き上げられて降ってきては観光どころではない。噴出音も大きく響く。
噴き出す熱水の量は、1日に800kl。泉質は含食塩酸性泉。
龍巻地獄の地下には、温泉水が溜まる空洞(湯だまり)があると考えられ、そこに150℃の熱水が溜まりやがて地表へと向かう。湯だまりに熱水が溜まる速度は、熱水が地表へ押し出される速度より早いのだろう。湯だまりでは熱水が溜まり続けることで圧力が増していき、地表へ向かう通路にかかる圧力を超えると既に100℃を超えている水は気化を起こし、爆発するように熱水を地表へと押し上げる、これが龍巻地獄の間歇泉の原理と考えられている。気化して噴き出すことで湯だまりの圧力が下がり、また暫く静かな状態に戻るという繰り返しだ(現地案内板要約)。
すぐ隣には血の池地獄があるのに、ここから噴き出す熱水は透明である。地下内部はどうなってるのだろうと不思議に思う。もし龍巻地獄の熱水が赤い水であれば、血しぶき地獄とでも呼ばれたかもしれないが、地獄とはいえなんだか恐ろしいネーミングである。ま、余談である(編集注:まったく)
別府地獄めぐり中、最も動的な動きのある地獄なだけに印象に残る方も多いと思う。これだけの多種多様な地獄模様が集まる別府地獄めぐり、益々の発展を祈念するところである。もっとも悪事が増えている昨今、地獄の鬼も大忙しかもねぇ(笑)
龍巻地獄7
龍巻地獄8 龍巻地獄9 龍巻地獄10
その時を待つギャラリー 遊歩道もある 入口の様子

 関連リンク 別府市ホームページ 別府市観光協会ホームページ
   

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