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K-00211-O0021
 福貴野の滝 (大分県宇佐郡安心院町)    site up 2004/05/21
福貴野の滝_1
後で知った宇佐三爆という言葉、そして該当する福貴野【ふきの】の滝。そんなこと知らずにまたまた標識に導かれるままに訪れたことを予めお知らせしておこう。なんとも行き当たりばったりなのだ。おおまかに訪れるスポットを決め、あとはその道中思いのまま訪れるのが私のポリシーだ、ま、気にしないでほしい(編集注:事前調査は必要だよ・笑)
ということで、安心院町中心部から県道50号線を南下すると、先日ご紹介した深見五重の塔が丘の上に姿を見せる地点を通過して、耶馬溪の山々の方へと進んでいく。この道をずぅーと進むと湯布院に行くんだねぇなんて思いながら走ること10分程度だろうか、遂に福貴野の滝入口の標識が目に飛び込んできた。これまでは2車線の主要道であったが、いきなり車1台がやっと通れる道幅の道へ導かれる。ちょっと躊躇【ちゅうちょ】する人もいるかもしれない。
ま、そこは田舎育ちの私にとっては狭い道は慣れたもの、いけいけドンドンである。途中軽トラックのご老人とすれ違う。当然のごとくすんなり離合はできず、いきなりバックすることになったけど...(笑)。この道沿いには数件の家があるようだし、また田畑もあることから、農作業の車など出入りしていると思うのでご注意いただきたい。
県道50号線から1.5km程入っていく。ううむこれは離合が大変だ、はたしてこのまま進むのはいいがUターンできる場所あるのかな、って最初訪れたら心配になる様相である。ま、ご心配無用。行き着いた先には立派な駐車場が整備されている。
というか、これだけ立派な駐車場が整備してあるなんて、これまでの道中からは到底想像できない。ギャップがありすぎるよ安心院町、それに綺麗なトイレも完備されている、驚いたよ安心院町である。ちなみに駐車場を整備したのは農林水産省みたい。
福貴野の滝_2
福貴野の滝_3 福貴野の滝_4 福貴野の滝_5
県道50号線からの入口付近 途中まで石畳風の遊歩道 途中から登山ロ風に
福貴野の滝_6 雨上がり、それも間もなくの頃。駐車場からは遊歩道が伸びているが、ウェット状態。ただし最初は石畳風に整備してあって、比較的安心して進めたが途中からはいよいよ濡れた泥にところどころ石が出ているような状態で、気を抜くと危ない。こんなところで滑っては、ドロまみれだし川まで滑り落ちては命の保証もされますまい。ま、幸い急流という感じではないが…
運動不足の私にとっては遊歩道は長く、滝の音もしてこないのでどこまで進めばいいのかと不安になる。だいぶん進んだところで、中判カメラ(舶来のハッセルブラッド製・503CWかな)に巨大三脚を担いだ中年男性とすれ違う。その機材を見て私の目が光る(ってオーバーな)
ハッセルじゃんスゴかばい、お店では見たことあるばってん使ってる人は初めて見たばい、それに写真家らしい格好ばしとらすし、どこか芸術色が浮かぶ顔立ちやけん、こりゃきっとプロか気合いの入っとるハイアマじゃなかか?
と方言丸出しでつぶやきつつ(心の中でだけど)、挨拶して「滝まではまだありますか?」ともちろん標準語で聞く。するとプロかもしれない男性は、「いや、そこ曲がったら見えますよ」とにこやかに回答。あれま、そうなのね。
さすがプロの言うことに間違いはない(編集注:いや別に騙す必要はないし)。言われたとおり10mも進んで方向を変えた途端、木々の合間から滝が見えたのである。
西椎屋の滝を父、東椎屋の滝を母とする子の滝、福貴野の滝である。たしかにこの三滝は姿が似ている。もしも、子滝である福貴野の滝がナイアガラのような姿であれば、これは誰の子だって議論になってしまう、ハーフじゃないかって(笑)
また、ちょっと場所を移して滝を見下ろす位置に龍泉寺がある。このお寺の裏手には滝見台があり、そこからはここ福貴野の滝を見下ろすことができるという。全体的な景観はそちらから見る方が美しいかもしれない。文人や墨客【ぼっきゃく】(書画をよくする人)は、龍泉寺からよく滝を見ては、歌に書画に供していたようだ。それで龍泉の滝とも呼ばれていたとある。
さらに、実行するのは容易ではないが、滝の裏側に廻ることができることから裏見の滝とも呼ばれるそうだ。しかし通路は確保されていない。急斜面でしかも滝しぶきで濡れコケが生えており、滑りやすい石上を進むのは困難を極めそうだ。滝裏から眺めるには、それなりに濡れて良し、汚れて良しの格好が求められる。長崎県大村市にある裏見の滝は容易に行けるんだけど...
福貴野の滝_7
福貴野の滝_8 福貴野の滝_9 福貴野の滝_10
増水時なので茶褐色の色がちょっと... 深見川なんでしょうかね... 新緑が綺麗でした
福貴野の滝_11 落差は60m、垂直落下の滝である。確かに水墨画等には似合いそうに思う。龍泉寺の裏からは滝の上流景観まで見える(今度訪問しなくては…)。訪れた際は先日からの雨量により川水は泥を含んで茶褐色、ちょっとばかし清涼感に欠ける状況であった。でもマイナスイオンは豊富に感じる地形である。
裏見の滝と呼ばれるようになったのは、地層の違いにより滝裏に窪みができたからだろう。案内板によれば絶壁上部は深耶馬溶岩、下部が集塊岩【しゅうかいがん】とある。集塊岩とは三省堂大辞林によると、噴火による火山弾や溶岩餅【ようがんぺい】が火山灰や岩滓【がんさい】で固められてできた岩石とのことで、溶岩に比べると脆い【もろい】性質なのではないだろうか。
水量も多い今回は滝裏への挑戦は辞退したい。滝裏までいかれた方、よければあじこじ九州までへ写真を送って頂きたい(編集注:待ってます)

 関連リンク 安心院町ホームページ  
   

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