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キリスト教禁制の高札撤廃(1873)により、大浦〜浦上〜外海へとキリスト教の再布教が拡がっていくなか、ここ「太田尾教会」は信徒の手によって昭和4年(1929)11月に建立されている。
西彼杵【にしそのぎ】半島、呼子の瀬戸(海峡)を挟んで浮かぶ大島にある教会だ。
木造平屋の小さな教会で、教会建築特有のリブ・ヴォールト天井:通称「コウモリ天井」が採用されている。コウモリが羽を広げたように見えるのでこのように呼ばれているが、通常と違い柱から四方に広がる曲線部分の柱がないのがここの特徴である。
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太田尾教会全景 |
ステンドグラスが美しい |
柱のないコウモリ天井 |
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教会のある太田尾地区周辺は上五島方面を望む海の綺麗な景観豊かなところである。集落は太田尾漁港より道路を挟んで山側の高台に延びており、坂道を400m程登ったところに教会がある。教会に駐車場はあるが途中の道が狭いので太田尾漁港に車を停めて散歩がてら普段の運動不足を解消されることをお勧めしたい。(笑)
また、九州一長い橋「大島大橋」の開通(平成11年11月)によって大島へのアクセスがよくなっている。
7〜8月にかけては中戸〜太田尾地区への海岸線沿いにオニユリの群生も見られるので、海水浴や釣り(イカが釣れますよ〜)などのレジャーを兼ねて訪れてみてはいかがだろうか。
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青空に映える白い尖塔 |
太田尾漁港 |
海の綺麗さは抜群! |
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