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 寺院と教会の見える風景  (長崎県平戸市)    site up 2009/09/20
寺院と教会の見える風景1
古代、遣唐使船の航路であった平戸。

鎌倉や室町の時代にも中国へ往来する船の寄港地で、海上交通の要衝として発展してきた。

近世では、西暦1550年にポルトガルの貿易船が初めて平戸に入港。同年8月にキリスト教布教で知られるフランシスコ・ザビエルがこの地を踏んだ。

当地商店街通りから細い路地に入り、高台へと続く階段を上るとそれらの時代を1枚に切り取った風景に出くわす。
寺院と教会の見える風景と呼ばれるこの風景は観光資料の様々に紹介され、平戸の風景を代表するものとして知られるようになった。
寺院と教会の見える風景2 寺院と教会の見える風景3
光明寺から平戸港を望む 平戸の歴史を今に伝える

一帯には、瑞雲禅寺、光明寺、正宗禅寺の3つの寺院が建ち並び、その背後に昭和初期に建設された聖フランシスコ・ザビエル記念教会の尖塔がそびえ見える。教会の尖塔と重なるのは、この地に1615年再興された光明寺の経堂・鐘堂・山門で共に平戸市の文化財として指定されている。

石畳の坂を登りつめると正宗禅寺がある。境内には中世・肥前の水軍として有名な松浦氏第28代当主で、平戸藩第3代藩主の松浦隆信【まつらたかのぶ】(法名・宗陽 1591〜1637)の墓がある。
寺院と教会の見える風景4
寺院と教会の見える風景5 寺院と教会の見える風景6 寺院と教会の見える風景7
光明寺、入口の様子 鐘堂と経堂(平戸市指定文化財) 正宗禅寺の境内、松浦隆信(宗陽)の墓
寺院と教会の見える風景8
正宗禅寺から聖フランシスコ・ザビエル記念教会はすぐ。併せて観覧されたい。



現地へ訪れる際、マイカーの駐車は平戸港に面した「平戸港交流広場」の駐車場が観光用として開放されているので利用されるとよい。
駐車場からはおよそ400m程。
 交通アクセス(公共交通) 西肥バス「平戸桟橋バス停」下車、徒歩10分。JR佐世保駅からバスで約90分。
 関連リンク 平戸観光協会ホームページ

   
地図はこちらから⇒  Mapfan地図へ がおおよその位置になります。
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