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 猿岩【さるいわ】 (長崎県壱岐市郷ノ浦町)    site up 2004/01/23
猿岩1
壱岐に観光で訪れたことがある方なら、かなりの割合の方がここ「猿岩」を訪れられているのではないだろうか。壱岐の郷ノ浦町にあるメジャースポットをご紹介しよう。
郷ノ浦町の西海岸にある黒崎半島突端にある岩。高さは50mほどあり、見学する場所からはちょうど左手方向、顔を上げ気味にそしてやや視線を下げ、水平線のような遠くを望むといった姿の猿に見える。たぶん、あれは何に見える?という問いをすると、十人中9人は「サル」と答えそうな気配である。ま、その確証はないにしても奇岩と呼ばれるだけのことはある。
しかしなんとも微笑ましい姿に見える。岩と芝生か背の低い木々がそう見せるのか、ちょうどおでこ辺りの雰囲気はまさしく猿だ。長年の浸食作用と自然植物とのコラボレーションとでも言おうか、天然の造形とは思えない出来栄えである。
目もあって、鼻もあって、それになんとなく口も開けているような感じが素敵である。適度に木々や草が生え、岩のゴツゴツした表情と相まって体も毛並みがボサッとした猿っぽく見える。それに猿は猿でもボス猿?といった風格させ漂っているのである。猿岩近くにトンビが悠々と飛んでいたが、猿岩の縮尺にあわせて当てはめればハエ程度に見えてしまう。ううむ、トンビ君には申し訳なく思うところ。
実は、歩いてなら猿岩のすぐ側まで行くことができるが、そこまで行ってしまうと「あれっ?」となってしまう。というのも、○○富士と呼ばれる山が角度を変えてみれば「あれれ」となってしまう場合があるのと同じで(全てがそうではなくて、ほぼ円錐形の山もありますけどね)、この猿岩も近くまでいって眺めると姿がかなり変化してくる。おぉーい、イメージ壊すなよぉーというお声を頂戴しそうな気もしてきたが、逆にこっちから見るとこういう姿なのに、駐車場のある方角からみれば猿になるって不思議だよねぇ、と私は関心した。姿の変化していく様子もお楽しみ頂きたいと思う。
猿岩までは、天然の芝生が自生しているとのことで、確かに緑の草原という記憶が残っている。
猿岩2
猿岩3 猿岩4 猿岩5
おおぃ、巨大な猿がいるぞぉ 猿岩の足元 断崖と綺麗な海
猿岩6 近くまでいくと、断崖絶壁、40mほど落ち込んだ先の荒々しい白い波を見ると足がすくむ。風も場所柄強いのでご用心いただきたい。椅子も用意されていて、猿岩のように水平線をのんびりと眺めることができる。ま、猿真似って言われる可能性は否定しないところだ(笑)
すぐ近くには第二次世界大戦時に日本最大の射程距離を誇っていた「黒崎砲台跡」がある。もちろん(?)今は砲台は設置されていないが、設置場所は見学ができる。逆に敵の標的にも成り得たところで、実際攻撃を受けたかどうかは不明だが、猿岩が無事であったことは喜ばしい。
訪れた日はあいにくの小雨日和であったが、入れ替わり立ち代り訪れる観光客で賑わっていた。物産館もある。さて左写真は猿岩にすぐ近くまで行っての撮影ショットである。どこの部分でしょう?(笑)
猿岩7 猿岩8 猿岩9
猿岩付近の様子 ・・・ま、のんびりと 物産館もあります
 関連リンク 壱岐市ホームページ 壱岐観光協会ホームページ
   

地図はこちらから⇒  Mapfan地図へ がおおよその位置になります。
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