展望ビックジャングルジム（山の上展望公園）　横島町・熊本観光　九州

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	展望ビックジャングルジム　（熊本県玉名市横島町）　　　　　　　　※老朽化のため現在立入禁止	site up 2004/03/19　2019更新

巨大なジャングルジムがあると聞いた。すぐに小学校や公園にある鉄のパイプを立方形につなぎ合わせたアレを想像するが、それが巨大？ともなればどんな姿だというのか。今に思えばいざ滑り落ちたら、何箇所も頭をぶつけてしまいそうで危険な代物である。それに昔と違って現代っ子はあまり石頭とは思えない（親や先生に体罰で叩かれなくなったのも一因かな）。私的に思うことだが、危険を関知しながら遊ぶことで伸びる運動・身体能力もあるだろう、その点ではジャングルジムは全身運動と能力活性を促す優れた遊具なのだ、たぶん。
おっと、余談であった。ということで気になる巨大なジャングルジムが横島町にあると聞いていた私は、いつか訪れてみたいと思っていたが、幾度となく横島町を通過したものの気付かなかった。はてどこにあるのだろうか（実は県道１号線から（北側からは）は見えていた）





あったぞ案内板	一番奥の山は金峰山	忽然と現れたそれは何？...ですね




今度こそはと事前に確認をして向かうことにした。すると山の上展望公園の目玉施設であるらしい。横島町で山の上、となればあそこだろう。というのも、干拓地を主とする横島町、なんで横島町と言うかといえば横島という島があったからなのだ。当然その部分は干拓された部分よりも標高が高く、横島山と呼ばれる。山といっても小高い丘程度ではあるが、町の中心部、国道５０１号線の北側にその姿を表す。麓近く、横島山へ向かう交差点にジャングルジムを示唆する案内板はない（訪問時）。私は横島山で間違いないと自信を持って交差点を曲がったが、遠方から訪れる方は少々迷われるだろう。不思議なことに、国道からそれた先には案内板があった。ま、良い。案内板に従い横島山へと登る。テレビの電波塔がある付近が頂上付近だろうが、それより北西方向に山の上展望公園がある。すぐに黒いゴツゴツした姿が目に飛び込んできた。




		想像していた形、姿とはかなり違う。ジャングルジムと聞けばやっぱりあの鉄パイプを使ったアレなのだが、木製で組上げられておりきちんとした通路も設置されていて、巨大なアスレチック施設といった雰囲気だ。ま、考えてみれば地上３階建並みの鉄パイプ製ジャングルジムとなれば、最頂点から下を見ればかなり震えが襲うだろう。「ぼ、ぼく、降りられないよぉー」なんてなれば、レスキュー隊員は大忙しである。正式名は展望ビックジャングルジム。確かに展望は良い。周りは平坦な干拓地が広がり、かなりの範囲に見晴らしが利く。晴れていれば雲仙もかなり綺麗に見えるはずだ。また、横島町はイチゴの産地としても有名であり、そのビニルハウスが太陽の光を反射して眩しく輝く。風が強くまた空気が冷えてかなり寒い日だったが、お子さんは強い。元気に走りまわる姿があった（ママは車のなかで一休み…）





外観もすごいですが内部もすごい	ちょっとした迷路風でもあります	しかしジャングルジムなのです




ジャングルジムに入る。ますます想像とはかけ離れた印象で、「手を使って登る」ということなく上を目指せる。内部は複雑な構造で、あっちこっちにと向きを変えて登るところに少しジャングルジム気分（？）が残されているのかな。綺麗に木製で組上げられた内部を進み、数ヶ所の階段を上ると屋上の展望台に到着である。風を一段と強く感じるところ。電波塔がある方角がやや視界に難があるが、基本的にはぐるりと展望が開けている。訪れた日はやや見晴らしが良くなかったのが残念だ。展望ビックジャングルジムをメイン施設として、広場など公園が整備されている。広場の方へは、ジャングルジムから恐竜骨格模型の尾の部分のような造形の通路が伸びている。さて、これがジャングルジムと言われても釈然としないものがあったが、改めて良く見てみたら一部分ではあるが、木製の角材によってアレが設けられていた。なんだかうれしい。この木製の枠組内を登って滑り台で降りることができる。こうじゃなくてはジャングルジムとは言えないだろう（個人的に）ふんだんに使用される木は、フィンランド産の松とのこと。なんでフィンランド産かは不明だが、木の温かさ、ぬくもり、懐かしさ表現しているとのこと。感じ取れよ、現代っ子!!（笑）





ありました、これならジャングルジムです	滑り台が２基あります	玉名、岱明方面の展望です