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 やつしろ全国花火競技大会 (熊本県八代市)    site up 2003/10/23
八代花火1
全国から花火師が集まりその技を競うやつしろ全国花火競技大会が行われた。今年で第16回を迎える本大会は、朝夕が冷え込み出すこの10月中旬、花火の見納めにと多くの観光客が集まる大イベントである。(今年は10月18日開催)
開始は18:00となっていたが、開会の挨拶などがあっていたのか、または雲ひとつない晴天に恵まれたおかげで18:00もまだうっすらと明るい状態であったため、暗くなるのを待っていたのかは不明ながら、打ち上げが始まったのは18:15頃であった。
なんといっても競技大会というだけあって、打ち上げられる花火は見慣れた形でもこだわりを感じる。これが花火師の技なのか・・・数千〜数万発という各地の花火大会に比べれば、その数での規模は少ない。しかし、一発一発の見ごたえ感はある。初めて訪れたやつしろ全国花火競技大会後に感じた感想である。
八代花火2 八代花火3 八代花火4
あの橋の向こう側が打ち上げポイント さあ競技開始、5号玉部門 いろいろな形が飛び出し目が離せない
集まった花火師は17都県から30社。江戸時代の鍵屋、玉屋は有名な花火商人(花火師)であるが、今ではどこも法人組織で頑張ってある様子。
競技部門は3つ。5号玉部門。10号玉部門。200発を連続で打ち上げるスターマイン部門である。5号玉は約15cm、10号玉で約30cmである。
そして、写真が5号玉だったように思うが、「これはタマちゃん?」と思うような花火も上がった。観客からは「あっ、タマちゃんだぁ!」と子供の歓声が上がっていた。数発打ち上げられたが、それぞれ角度が違う。さすがに向きまで整えるのは困難を極めるところだろうが、ここまで花火で表現できる、驚きである。
会場では、花火師による花火の説明を交えて打ち上げられており、おおよそ次は...と予測できるが、遠くから見る際にはホントに目が離せない。こんな花火見逃せないでしょ。
八代花火5
八代花火6 八代花火7 八代花火8
イメージは花束? 色合いにもこだわりが 一風変わってますよね
八代花火9 日本の産業は東南アジアや中国へと大きく製造拠点をシフトして久しいが、花火も例外なく中国での生産花火が多く輸入されていると聞く。数千発ともなれば予算もかかるところだろうが、不景気により予算が限られどうしても数を稼ごうと安い輸入花火へと移行しているものと推測する。
多くの製造業が、国内生産では付加価値が高い高機能型製品の製造拠点と位置付けて技術大国の立場を維持してきたが、こと花火に関してもそうなんだ、と実感した。
有名花火大会ならば別だろうが、地方のローカルな花火大会ではまずお目にかかれない、シャレたハイカラに加え繊細で美しい花火がいくつも咲いた。手先が器用な日本人のお家芸か、日本の花火技術は進化していると実感する。
写真では、いく重にもなった一瞬の色合いや色が数回変わるもの、さらに光の出現するかたちが数回変化するものなど、その変化の多様さには関心した。時代劇の1シーンに、花火師の難しい色に取り組む準主人公の姿があったりするが(編集注:水○黄門などね)、花火はここまで進化したかと妙に納得。その美しさをとてもお伝えできていないのが残念である(編集注:腕にもよることは言うまでもないが)
八代花火10 八代花火11 八代花火12
こちらも花束をイメージでしょう 妖艶な輝きも発しつつ... しだれ花火も美しく...

 関連リンク 八代市ホームページ  
   

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