大牟田　ひまわり畑　筑後観光　九州

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	大牟田　ひまわり畑　（福岡県大牟田市）	site up 2003/10/04UP

“ひまわり”と言えば福岡県朝倉郡の杷木町【はきまち】の大ひまわり園が最も有名であると思う。調べてみると南国九州でもヒマワリが大規模に見られる場所は以外に少ないことが判明した。ところが同じく福岡県の大牟田市（あじこじ地元）でも昨年から有明海に面した広大な埋立地にひまわりが植えられ密かなブーム？になっているのでご紹介したいと思う。（全くもって灯台下暗しである）
その様は見た瞬間、驚嘆である。

広さは何と１５ヘクタール(1Km×1.5Km相当)もあり、５０万本のヒマワリたちで杷木町の１６万本の実に３倍超にあたる。（撮影日：2003.09.28）




杷木町はその町花でもあり、町のホームページや道の駅のモニュメントなどにひまわりが採用されておりイメージの定着化に成功している。そういった意味ではここ大牟田のひまわりは今からであろう。と言うのも現地までの道中、特にこれといった案内板などないからだ。よって、訪れようとされる方は「大牟田エコサンクセンター」という施設を目印にされるとよい。詳しく説明すると周辺は工場やＲＤＦ発電所などの施設でこんなところに？という感じを受ける。また、前記大牟田エコサンクセンター前にひまわり園があるのだが土地が少し高台になっているのと背の高い雑草のおかげで一瞬「どこ？」と戸惑ってしまう。駐車場の入口は三井三池オートスポーツランドの前からなので併せて目印とされたい。





左の建物が大牟田ｴｺｻﾝｸｾﾝﾀｰ	三井三池ｵｰﾄｽﾎﾟｰﾂﾗﾝﾄﾞ	ＲＤＦ発電所




		それにしても広大である。入口附近に掲げられた案内板に“今年は長雨のために一度蒔いた種が全滅し、・・・開花時期が遅れました”旨の記載があった。ということはこれだけのヒマワリの種を２回蒔いたということになる。大変な尽力に敬服であり、感動である。さて、皆さんは日本の歌で「ひまわり」というタイトルの歌が何曲あるか、ご存知であろうか？実に２９曲（漢字、カタカナ含む）もあり（あじこじ調べ）、タイトルの一部・歌詞に含まれる曲まで加味すると５０曲以上になる。それだけ人々から愛される花であり、ともに間近で見ると元気を与えてくれる性格の花なのだなと改めて思う。




このひまわり畑は種から取れる油の採取によりディーゼル燃料代替油とする「エコフラワーランド計画」を行うことが目的のようで同市・九州ビルシステムという会社が実施しているものである。その他春には菜の花からも油の採取を行なっており、春・夏と広大な黄色い花畑の素晴しい風景を無料でご提供頂いている。感謝、感謝である。大牟田に新しい名所の誕生であるが、継続には「エコフラワーランド計画」の成功が必須であろう。ひまわりが放つ生命力みなぎる輝きは、今の時代を生きる人々にとって最も必要なものの象徴のような気がする。「エコフラワーランド計画」の成功を祈念し“大牟田のひまわり畑”を応援したいと思う。


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