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 遠見ケ鼻  (福岡県北九州市若松区)    site up 2005/11/23
遠見ケ鼻1
北九州の若松区は本州と九州を分断する関門海峡の日本海側に位置し、響灘【ひびきなだ】に面した若松の北海岸線は景色もよく海のレジャーでは人気のスポットとして知られている。

その景勝地の1つが響灘に突き出た岬遠見ケ鼻【とおみがはな】」
古くは江戸時代に幕府が福岡藩に密貿易や外敵に備えるための遠見番所を設けさせたことにその名を由来する。(余談だが九州観光の超メジャースポット、阿蘇の大観峰も昔は遠見ケ鼻と呼ばれていた)
風波に侵食された海岸の岩肌が造形美となり青い海と相まって景勝地として成している。

玄海国定公園
海水浴スポットとして北九州では有名な脇田海岸と岩屋海岸を隔てる遠見ケ鼻・岬の先端には海の航行を見守る妙見埼【みょうけんざき】灯台が立っている。
昭和41年3月30日に建立されて以来、光度8500カンデラの光を漆黒の海へと照射し続けている。

また、遠見ケ鼻を含め若松北海岸は西側に面しているので夕日を眺めるには絶好のスポット。とりわけ遠見ケ鼻の灯台の立つ場所には神社があったそうで、そこのあまりの夕日の美しさに心惹かれた男の神様に女の神様が嫉妬をしたという言い伝えも残るほどだ。
遠見ケ鼻2
遠見ケ鼻3 遠見ケ鼻4 遠見ケ鼻5
潮通しのよい岬周辺は釣りのポイント 行き交う船と海上石油備蓄基地のある白島 岬先端の様子
遠見ケ鼻6 【灯台の場所から移設されたという御嵜神社:現地案内文

岩屋の夕日と縁結びの神様
御嵜【みさき】神社は、かつて現在の灯台の場所にあって海に向かって建っていました。それが現在の位置に移設されたのには、次のような言い伝えがあります。御嵜神社に住んでいた神様夫婦のうち男の神様が、日本一美しい遠見ケ鼻の夕日に心を奪われてしまいました。それに嫉妬した女の神様のやつ当たりで、沖では遭難事故が続いたそうです。そこで村人たちは、夕日が見えないように、社を現在の位置に移し、陸に向けて建立しました。このことによって、神様夫婦は元どおり仲良くなり縁結び・夫婦円満の願いを叶えてくれるようになったといわれています。
また、岬周辺の波打ち際には潮が引くと「鬼の洗濯岩」と言われる岩場の侵食地形が見られる。(九州では宮崎の日南海岸が有名ですか・・)
北部九州では希少なので併せて観賞(磯遊びもね(^_^)v)されたい。

来訪の際には岬の高台にある「かんぽの宿」や岬の付け根にある岩屋漁港周辺の割烹旅館で新鮮な海の幸も楽しめる。

【近くの観光スポット:サイト内リンク】
 脇田海岸【わいたかいがん】
遠見ケ鼻7
遠見ケ鼻8 遠見ケ鼻9 遠見ケ鼻10
かんぽの宿、温泉と展望レストランがお勧め 遠見ケ鼻は左へ。鳥居をくぐり進むと御嵜神社 岩屋から、千畳敷海岸
 関連リンク 北九州市若松区ホームページ    
   

地図はこちらから⇒  Mapfan地図へ がおおよその位置になります。
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