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K-00201-S0009
 YS−11 有明佐賀空港内展示 (佐賀県佐賀郡川副町)    site up 2004/04/14
※有明佐賀空港のYS-11の機内・機外見学は、平成17年5月15日(日)をもって終了されました。

詳しい情報はこちらから
YS−11_1
国産唯一の旅客機と聞くとYS−11をご存知の方は多いと思う。ご覧の2発プロペラエンジンの飛行機である。
昭和37年の8月に初飛行、それから約10年の間に182機が生産されている。大きな事故を起こすことなく、その信頼性は評価されるYS−11であるが、残念ながらその後継機は姿を見せることなく残念に思うところだ。
YS−11は、財団法人輸送機設計研究協会なる組織が基礎設計を行ない、半官半民で設立された日本航空機製造株式会社が設計・生産・販売を行っていた。堅牢な作りは長持ちする機体として評価は凄く高い。しかし半官半民(第三セクターとも言える)の弊害だろうか、コスト意識の低下とスペック優先主義によりオーバースペックな仕様は製造コスト高となり、世界の航空機メーカーとの価格競争に敗れる結果に。そして日本航空機製造は精算されるに至る。
昭和37年から約10年間製造された飛行機であるから、最も新しいYS−11でも昭和47年製ということになる。平成14年だったか、鹿児島空港−種子島空港間の定期便に乗ったが、そこにはまだまだ元気なYS−11が飛んでいた。さすがに最新の飛行機達に比べると内装などに古さを感じるが、外観からは特に古臭さを感じないところは設計が優れていたのだろう。プロペラエンジンもなかなか快適な空の旅を提供してくれる。平成14年4月の時点では、まだ27機が現役で活躍中だった。
そのプロペラエンジンであるが、展示YS−11内にて配られている「YS−11の概要」(A4紙1枚)なる資料によれば、搭載エンジンはロールス・ロイス製のダート系エンジンとある。純国産旅客機と呼ばれるものの、エンジンは外国製だったのね、と“純国産”とはこの場合どう捉えれば良いの?と疑問符が浮かぶ。日本語って難しい…
YS−11_2
YS−11_3 さて、YS−11の説明が長くなったが、YS−11をマジマジと見物できるスポットがある。それも無料で。
有明佐賀空港の第二駐車場に入ると、すぐにそれは目に飛び込んでくる。以前搭乗する際に見たときはそれなりに大きく感じたYS−11も、展示されている姿はなんだか小さく感じる。内部も下記の時間帯は見学できるので嬉しい。

土曜日
 13:00〜16:00
日・祝祭日
 (4月〜9月)10:00〜17:00
 (10月〜3月)9:00〜16:00

雨天時は公開を中止される場合があるのでご注意頂きたい。
YS−11_4 YS−11_5 YS−11_6
機内の様子1 機内の様子2 機内の様子3
写真をご覧頂ければお分かりと思うが、尾翼にANKの文字。そうANKことエアーニッポン株式会社が佐賀県に寄贈したYS−11である。昭和44年4月10日製造で、販売機として100機目のメモリアルYS−11である(笑)。
対馬〜長崎線で活躍していたが平成10年4月に引退。30年間人々を運び続け、その総飛行時間は52,599時間(連続換算2191日)、着陸回数は61,136回に達したいう。さすがは強靭なYS−11と思わせる。
ここ有明佐賀空港へは、平成10年8月に伊丹空港からやってきた。そして同年9月11日から一般公開されているのだが、すばらしい展示施設だと思う。なかなか飛行機をこうもゆっくり眺められるところは少ないだろう。干拓地の利点を活かしてまだ展示場所は確保できそうであるから、退役航空機を他にも展示してほしいものである(願望...)
YS−11_7
YS−11_8 YS−11_9 YS−11_10
綺麗な機体ですね ロールス・ロイスのエンジンがここに メカニカルな機能美です
YS−11_11 YS−11の名称であるが、YSとは財団法人輸送機設計研究協会のイニシャルだという。輸送のY、設計のSであろうか…、続く1はエンジン候補案の第1案を採用した為で、先述のダート系エンジンのこと。そして末尾の1であるが、これも機体設計案の第1案が採用された為で、こちらは主翼面積95峙蕕琉嫐。
余談であるが、初代ガンダムで登場した「ジオン公国軍 多目的重爆撃機ドダイYS」のYSと関係はないのだろうか…(これって、けっこう気になっていたりします・笑)
YS−11はコクピットもアクリル板越しに見学ができる。ジャンボ(ボーイング747)等では機長、副機長、機関士と3名であるが、YS−11の運行乗務員は2名である。計器類や操作レバーには年月相応の古さと渋い輝きがある。着陸回数×客席数×7割として総乗客は約273万人余り(単純計算ですが)、多くの命を預かったコクピットである。
有明佐賀空港、駐車場が無料な点は◎。しかし便数が少なく利用客でごった返す、といった光景はなかなか見られないように思う。現在の福岡空港の利便性が良すぎるのもあるし、有明佐賀空港への道路整備が今ひとつな点などが原因だろうか(熊本方面からはかなり回り込むようなイメージで結構遠い)。福岡空港が移転先(案)の津屋崎沖となれば南部からのアクセス悪化は必至であろうし、また整備が進む有明海沿岸道路が開通すれば有明佐賀空港へのアクセスがかなり改善するだろうから、この辺りが利用客急増の節目になるかなぁと勝手に思う。
そんな有明佐賀空港だが、YS−11の展示に加え、アスレチック施設がある空港公園が併設されるていて人気スポットになっている。また若い木ながら長い桜並木も整備されていて将来が楽しみ。のんびりと足の伸ばすにはいいスポットじゃないかと思う。YS−11が見れるのがなにより◎だよ。
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家族連れに人気の空港公園 アスレチック施設有り これからの有明佐賀空港です!
YS−11仕様データ (機内配布資料より)

 全 長

 26.3m
 全 幅  32.0m
 全 高  9.0m
 重 量  16t
 最大離陸重量  25t
 巡航速度  454Km/h
 航続距離  1090Km
 運行乗務員  2名
 客室乗務員  2名
 座席数  64席
 搭載エンジン  ロールス・ロイス製
 エンジン形式  ダート10MK543−10K
 エンジン基数  2基
※有明佐賀空港のYS-11の機内・機外見学は、平成17年5月15日(日)をもって終了されました。

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 関連リンク 川副町ホームページ 有明佐賀空港ホームページ
   
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