大分マリーンパレス水族館　うみたまご　九州観光

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	大分マリーンパレス水族館　うみたまご　（大分県大分市）	site up 2004/05/08

私が水族館を好んでいることは、以前どこかのレポートでお届けしたような気がするが、それは事実で九州各地の水族館に何度も訪れたものだ。下関水族館（海響館でない頃）のあの古かった水族館でさえ複数回、今は変わってしまった長崎水族館にも何度も訪れた。
かごしま水族館の繁殖を目指すピラルクー（うみたまごにもいる）は熱帯魚好きにはたまらない存在だし、九州ではないが下関水族館「海響館」の巨大なトラフグにも感嘆したものだ。また規模とショーの見応えでは間違いなく九州トップクラスのマリンワールドも見逃せない。
水族館は運営コストが高く厳しいと言われ大変そうだが、やはり人気ある施設（雨天も関係ないし）。そんな水族館にあって老舗と呼べる水族館がリニューアルした。工事している最中から気になってしょうがなかった“うみたまご”が遂にオープン。おお、たまらない。




だがしかし、私はまだ行っていない。できれば観光客の第一波が引いた頃に行きたいなぁというのがその理由。だってゆっくり魚を見たいでしょ（撮影もしたいし・笑）ところがなんの前ふりもなかったのに、スタッフの“燕さん”が「ゴールデンウィーク、オレうみたまご行ってきたぜぇ」と言うではないか、唖然である。いや、どこに行こうかなって聞かれる度にうみたまごがオープンするよって宣伝していた私であるから、そうさせた張本人であるとも言えるのだが、先を越されてしまうとちょっぴりジェラシーである（笑）そこで写真も数点撮ってきてあるというから、急遽ご紹介することに決定。ありがとう燕さん、ということで、正式名称「大分マリーンパレス水族館　うみたまご」をご紹介しよう。マリーンパレスは以前から高崎山の麓にあって、高崎山の猿見物とセットで楽しめる水族館だった。




		電気うなぎの実験コーナーの印象が強く残っている。たしかにかなりの老朽化が進んでいたのだが、ついに新たな埋め立てまでして大きくなって２００４年４月１日にオープンした。うみたまごとは、生命の起源である海からの贈り物が詰まった水族館という意味合いらしい。うみたまごという名称から期待する様子とは異なり、角張った普通（？）の外観には少々残念な気がする。できればたまごらしくドーム状だったら良かったのに…と思う。ネーミングは個人的に気に入っている。燕さんの報告を元にご紹介するが、やはり老舗水族館だけあって他水族館に負けない規模へ大きくなった模様だ。今やなくてはならない大回遊水槽では、いろんな魚がのんびりとあるときはすばやく泳ぐ姿が見られる。かごしま水族館では、イワシの群れにアタックするカツオ等の様子が見られたがここではどうだろうか。（シュモクザメや大きなクエが印象に残っているそうだ）




構造は２階プラス屋上のような感じで、けっこう広い。あまり見られないセイウチや西日本ではここだけのトドがいる。ラッコ等のカワイイ系動物に比べると今ひとつ人気が伸びなやんでいる感はあるが、セイウチは長い牙を持ち、ホッキョクグマとも対峙しうる巨大な動物である。海の中ではセイウチに軍配が上がり、あの牙は伊達ではない。あしかのショーは良くあるが、こちらではトドのショーが見られる。「とどのつまり」という言葉（結局とか最終的という意味）があるがこのトドとは無関係。出世魚ボラの成長した呼称で、これ以上成長しないといった意味合いが語源らしい、ま、余談である。イルカの水槽には３頭のイルカが泳ぎまわっているが、ちょっとせまくない？と感じるそうだ。ショーのジャンプもやや低め。マリンワールドのような高いジャンプに盛大な水しぶきはあまり期待できないかなぁ。（右写真は定番のサンゴ礁再現水槽）




		下関といえばフグであるが、大分もフグ料理は盛んなところ。以前大分で食したフグ料理は最高だった。しかし、さすがに水族館のメインテーマにフグは競合するので飾れない（だろう）。しかし何かお忘れではないか？、大分といえば城下カレイ、関サバ、関アジといった全国ブランドがある。きっとそれら魚達がででーん！と紹介がされているに違いないと思って聞いてみると、「関サバ、関アジはいたよ」とのこと。もしも巨大なカレイが飼育されているとしたら愉しそうだが、砂に隠れていては人気者にはなり得ないかもねぇ。（左写真はアジアアロワナ）１階にレストランがあって、そこで売られているカレーパンがもちもち感があってかなりうまかったそうだ。気になる方はお試しあれ。その他入館料等は下記公式サイトをご参照。個人的にますます早く訪れたくなったうみたまご。私が訪れた際には、改めてまたご紹介するかも...しれない（^o^）