あじこじTOPへ
お買物厳選リンク あじこじTOPへ 県TOPへ
K-00171-N0014
 水仙の里公園「水仙まつり」 (長崎県長崎市)    site up 2004/01/08
水仙の里公園1

雪中花【せっちゅうか】、水仙の別名である。
冬の代表的な花で、気品のある小柄な花とその香りからこの花を好きだという方は多いものと思う。

長崎市から南西に車で走ること約40分。長崎半島の先端部に位置する野母崎【のもざき】町には、1千万本もの水仙が植えられる「水仙の里公園」(九州では最大規模)があり、開花時期の12月中旬から1月初旬には「水仙まつり」が行なわれ多くの観光客が訪れる。

かおり風景100選
  (平成13年11月環境省選定)
水仙の里公園は、広大な敷地にナイター施設のある多目的グラウンド、テニスコート、プールや海岸には親水ボートデッキが設置された野外趣味活動施設として建設された総合運動公園敷地内に属している。小高い丘の頂上に各所展望書があり、その斜面に所狭しに水仙が植えられてある。

さすがに1千万本、これだけの数の水仙が見られるのは九州でもここだけであろう。訪れる価値は十二分である。
水仙の里公園2
水仙の里公園3 水仙はヒガンバナ科で、原産は遠く地中海沿岸とされシルクロード、中国を経て日本にもたらされたと言われている。英名は「narsissus」【ナルシッサス】と呼ばれており、これはギリシャ神話に登場する美少年ナルシッサスが水面に映る自分の姿に見とれ、そのまま花になってしまったのが水仙だということからだそうである。それで自分の美貌に酔いしれる人をナルシストと呼ぶらしい。(有名な話らしいですよ、個人的には3へぇ〜くらいですか。笑)
話しは違うが、長崎市内から野母崎へ向かう国道499号線を走ると途中から綺麗な海を眺めながらのドライブとなる。すると、おやっ、まさか、あれは軍艦では?と思えるような島がある。九州の方であれば割と知られている?であろう軍艦島(正式には端島【はじま】)がこれである。
かつては海底炭鉱の島として栄え、日本初の高層住宅や学校ができ人口密度世界一の時代もあったが昭和49年(1974)の閉山後すぐに無人島となった。歴史の流れが生み出した遺構が残っているのである。島廻りを船からクルージングで見学することは出来るが上陸することは出来ない。(写真は水仙の里公園展望所から)
水仙の里公園4
水仙の里公園5 水仙の里公園6 水仙の里公園7
通称「軍艦島」今は無人島。 公園内に椿も植えられ、 気の早い椿は咲いているものも
水仙の里公園8 野母崎は水仙のほか、椿でも有名らしく標高198mの権現山の頂上にある展望公園には「椿公園」と呼ばれ国内外の椿250種約300本、やぶ椿1万数千本が自生しているという。

「水仙まつり」期間中、土・日・祝日に限ってライトアップがされたり、水仙の花束プレゼントや日によっては豚汁サービス(2003-2004のイベント)などがされ、まつりを盛り上げている。
尚、水仙の里公園への入場は無料であるが、駐車場は100円/日となっていた。(2004.1月現在)
詳しくは野母崎町役場まで。(下記リンク参照)
 関連リンク 長崎市ホームページ  
   

地図はこちらから⇒  Mapfan地図へ がおおよその位置になります。
お買物厳選リンク あじこじTOPへ 県TOPへ
K-00171-N0014
九州の情報はここでチェック!   あじこじ九州TOPへ