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K-00235-H0068
 城村滝  (熊本県阿蘇郡小国町)    site up 2004/08/24
城村滝1
国道387号線を走っていると、突如として城村滝(しろむら滝でしょうか?)という木柱による案内。その案内が示す方向にはホント車1台が通るのがやっとの狭い道路が林の中へと伸びている。幸い私の愛車は軽4輪駆動ということもあって、最悪バックすれば大丈夫とあまり気にせずハンドルを切った。
下り坂を進むとすぐに橋があった。中原川である。すぐ上流には先ほど別れた国道387号の橋が見え、岩場を流れる静かな川景色といった雰囲気。なるほどこの川に滝があるんだなと思って反対側の下流を覗くと、あれま突如として川がなくなっているではないの。そう、すぐそこに滝があるのだ。
だが、滝を観れるような場所はなかったぞ…とキョロキョロしつつ先へ進んでみるが、違う道に合流してそれらしき場所は見当たらない。違う、どうも行き過ぎたようだ。
城村滝2 城村滝3 城村滝4
ちょっと分かり難いかな 橋から下流側は…滝ですね この先のようで...
先の交差点で引き返し、再び橋を渡る。場所は分かっているので、この杉林を抜けた先に滝を観れるスポットがあるに違いない。車で通れる道はないが、歩いてなら進める草道がある。ま、これしかないといった状況。
土手沿いの農業機械の出入口のようになった畦道【あぜみち】風のところへ、軽ながらの利点を活かして強引に車を止める(大型の普通車ならどこに止めたらいいんでしょね…)
林の中に入ると案内板があった。ここで間違いないようだが、草なのか笹なのか行く手を阻むほど茂っている。長い棒によって前方のヘビに注意を払う。ちなみにマムシであっても、バッサバサと音を立ててくる物体には基本的に逃げる。突然近くに足が降り立つからとっさに噛み付くのであって、予め近づくことを教えてあげれば無用な争いはしないで済む可能性は飛躍的に高まるのだ。ま、余談だが注意に越したことはない。
城村滝5
城村滝6 歩いて1分程でちょっと開けた場所に出た、奥に祠も見える。右手からは滝特有の水の轟音がすぐのところに聞こえる。
しかし、お分かりかと思うがこの場所では滝を真上から見下ろすことになる。川側まで降りていけるが、そこは滝のすぐ上側。ちょっとアソコがぞくぞくするようなロケーションに身をおいてしまう(笑)。落差はかなりある滝で、真上からの憶測は当てにならないが、50m前後かな。当然手摺りなんてないから、滝壷を見下ろすのが怖いこと怖いこと、おいらって高所恐怖症だったか?と過去を振り返りたくなるねぇ。
あと注意点だが、滝になっている付近はもちろん崖である。崖沿いまで木々が生い茂っているので、大丈夫だろうと近づくのは危険だろう。木々は根のおかげでその姿勢を保っているのだが、崖近くの足元は壁面が抉られている可能性がある。木の根があるおかげで表面上は分からないが、人間が立つには脆【もろ】い場所である可能性が高いのでご注意頂きたい。
この滝、下流からその全貌を観てみたい。地図から推測するに歩いてなら川へ降りられそうだが、滝上から見る川の風景からは容易ではなさそうだなぁ。護岸工事のない自然風景、いいものだと眺めつつ城村滝を後にした。
城村滝7 城村滝8 城村滝9
滝付近から上流の様子 足場にはご注意です 自然な川風景って気がします
 関連リンク 小国町ホームページ  
   

地図はこちらから⇒  Mapfan地図へ がおおよその位置になります。
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