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 米塚 (阿蘇)   (熊本県阿蘇市)    site up 2003/08/08
阿蘇 米塚1
阿蘇にあって人々の記憶に強く残る人気の山が、そう「米塚」。日本人が大好きな均整のとれた形の山である。世界の名山である富士山も、あの円錐状で他にない均整のとれた美しい容姿、なおかつ日本一高いという点が完璧を好む日本人の心にしっかりと溶け込んでいるわけで、同じ標高の例えては失礼だがエベレスト山のようにゴツゴツとした山がそこにあったとしても、ここまで日本人の心を虜にすることはなかっただろう。日本人の思う綺麗な山は富士なのである。ちょっと△に見えれば○○富士と名がつくのが、そういう心情を物語る。
ま、富士山は置いておいて、ここ米塚もご覧のように大変美しい形をした山である。残念ながらあいにくの天気であったが、この容姿は日本人に美しいという感性を目覚めさせるには十分である。もちろん外国の方にとっても、「It's beautiful」に違いない。
こじんまりとしているが、形はほぼ完璧じゃないかと思う山である(標高954m・標高差は約100m)
この姿だけで人気の山となる要素十分である。山と呼ぶにはちょっとばかり小さいところなど、特に女性には「かわいい!」とカメラを取り出されることは間違いない。どうしてなかなか憎いやつなのである。
米塚とは良く名付けられたもので、その形が、天からあたかもお米がそこに降り注いで山となったような形だからかな?と思っていたのだが、実は阿蘇神社の祭神「健磐龍命【たけいわたつのみこと】」が、収穫した米を積み上げてできたという伝説があり、どうやら米塚と呼ばれる由来はこちらのようである。さらに伝説には続きがあって、頂上に直径100m、深さ20m程のくぼみがある(いわゆる火口)のだが、そのくぼみは健磐龍命が貧しい人達にお米を分け与えた名残だと伝えられる。
阿蘇 米塚2
阿蘇 米塚3 米塚は、阿蘇5岳【あそごがく】の一角である杵島岳【きしまだけ】と往生岳【おうじょうだけ】から派生した火口とのこと。
阿蘇5岳について補足しておくと、根子岳(1433m)・高岳(1592m)・中岳(1506m)・烏帽子岳(1337m)・杵島岳(1321m)のことである。現在の阿蘇主要の山たちである。このうち現在噴煙を上げているのは中岳である。
また北側外輪山の天然展望所「大観望」からは、ちょうど涅槃像【ねはんぞう】のように見えるとして有名であるが、その姿を成すのがこの阿蘇5岳なのだ。

さて、話を米塚に戻すと、米塚の表面になにやらアクセントになっているラインがあるが、これは牧草地の境界として築かれた土手であり「土塁【どるい】」と呼ばれている。以前は、きっとここに町の境があるのだろうと思っていたが、間違いであった。
米塚付近からの阿蘇盆地。奥に見える山が外輪山であり、標高ほぼ900mほどでぐるりと阿蘇火口原を囲んでいる。九州に住んでいるからこそ普通に見られる光景だが、なんといっても世界最大のカルデラである。カルデラの大きさは南北約25km、東西約18km、面積は約380km2。噴火でカルデラが出来る前は、外輪山の広さの裾野を持つ山であったことから推測すると、ゆうに富士山より高かったであろうと推測されている。その山が陥没するほどの噴火とは想像を絶するところである。
その後、地球の息吹はカルデラの中心部に阿蘇5岳を生み出した。いまだに中岳からはその息吹が吹き上げられる。
阿蘇は神秘の山かもしれない。涅槃像が姿を現し、そしてこの米塚も生まれた。米塚、まるで涅槃像へのお供えもののようではないか・・・この必然的とも思われる自然の造形、不思議と感じるのは私だけだろうか?
阿蘇 米塚4
 関連リンク 阿蘇市ホームページ  
   

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