|
|
上陽町には13の石橋が現存しています。あじこじ九州ではその橋を順にご紹介していきます。
ご紹介するのは鮎帰橋【あゆかえりばし】。明治38年(1905年)に架橋された橋で、下横山川にかかる。上陽町の中心部に近く、耳納大橋に向かう798号線の大瀬橋を渡ってすぐのところ(左手)にある。これまで見てきた石橋の中では、大きさは中くらい(漠然としていて申し訳ない)。
しかしこの橋、上流下流側共にコンクリートにてサンドイッチ拡張がされている。一見石橋とは分からない。コンクリート橋にしてはやけに肉厚だしアーチ状というのも...と感心ある御仁であっても気付かれるかどうか。実用性重視とはいえ、もう少し違う拡張方法はあったのでは...と思ってしまう。だって肝心の石組みは覗き込まないと見えないよぉ。
|
|