上陽町石橋８　納又天満宮参道橋　あじこじ九州観光

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	上陽町石橋８納又天満宮参道橋（福岡県八女郡上陽町）	site up 2004/02/07

上陽町には１３の石橋が現存しています。あじこじ九州ではその橋を順にご紹介していきます。

ご紹介するのは納又【のうまた】天満宮参道橋。納又川のかなり上流部へとやってきた。納又の集落があり、耳納【みのう】連山の姿も近く、なんだか空気もより綺麗な感じである。そんな中、石橋の場所はかなり探した。案内パンフレットによればこの辺りのはずだが、石橋もその案内板も見当たらない。橋であるから川かなぁと納又川を見渡すがそれらしい橋もなく...。ひょっとするとまだ上流か？と登っていくと、滝宮【たきのみや】不動尊があった。名前は違うが参道橋というから、ひょっとすると？と思い駐車場から少々雰囲気ある滝宮不動尊へ登ってみたが、石橋の姿はない。
やはり納又集落付近にある可能性が高い。もう一度戻って調べることにした。




農作業中の方に聞いてみた。「この付近に石橋があると思うですが...」、すると「石橋ならもっと下ったところの役場付近にあるよ」と言われるので、「いやぁ、この辺りにもあるようになってたもので...」、「いやいやちょっとした街のようなところまで行けば分かるよ」、「・・・」という具合でたまたまかもしれないが、あまり知られてない様子。お礼を言って再び調査。集落の路地に入ってみると、ん！？お宮がある。高い石垣には階段があり、その先に鳥居とお宮を確認できた。これは主要道からの確認は難しい。早速階段を上ってみると、そこは間違いなく「納又天満宮」であった。境内にはこじんまりとした池と目的の石橋の姿。なるほど、地元の人はまさかこの橋を見に来たとは思わなかったのだ。観光に訪れるなら大きい石橋と思い込むよね。境内には滑り台もあって、そういえば幼い頃こんなところでよく遊んだなぁとしみじみ。しばし回想に耽る【ふける】のでった。





納又天満宮、綺麗に管理されている	なるほど石橋である、凝ってもいる	納又天満宮拝殿の様子