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 上陽町石橋4 洗玉橋  (福岡県八女市上陽町)    site up 2003/11/11
上陽町石橋4洗玉橋1
上陽町には13の石橋が現存しています。あじこじ九州ではその橋を順にご紹介していきます。

ご紹介するのは堂々とした姿が美しい、1連アーチの洗玉橋【せんぎょくはし】。星野川にかかる石橋で、寄口橋から上流に位置しており石橋としては隣の橋となる。欄干【らんかん】も当時の姿を残しており、オリジナル性を残す観点から考えると最も保存状況が良い橋と言えるのではないだろうか。
石工は東京の日本橋や旧皇居二重橋、そして通潤橋で有名な橋本勘五郎。そう知って見るからだろうか、石組みの緻密さが他の橋とは一線を画すように見える。さすがにこの橋を改造してまで使用するのは避けたようで、すぐ横に現在の主要道用の橋がかけられ、洗玉橋は歩道として保存されている。
上陽町指定重要文化財
竣工は1893年(明治26年)5月3日、長さ32.5m、径間22.5m、幅5m。橋には「竣工」を「竣功」と刻まれているが、まさに命がけの工事であるがゆえに「成功」の功が似合う。
石橋そのものの緻密さはもとより、石橋の土台側の技術「鞘石垣【さやいしがき】」や「袖石垣【そでいしがき】」などへ存分に技術を駆使されているのは橋本勘五郎ならでは。そして洗玉橋は、数々の石橋を造り上げてきた橋本勘五郎が最後に手がけた橋として有名なのだそうだ。そういう点では、蓄積された技術の集大成となっている、といっても過言ではないと思う。
当時、木製の橋を架けようという計画が持ち上がったところ、住民の強い要望と寄付により石橋が造られることになった。当時でも有名であったに違いない橋本勘五郎を呼んでの石橋、以降多くの洪水にも動じない堂々とした姿を残し、住民の期待と願いに応えてきたといえる。
上陽町石橋4洗玉橋2
上陽町石橋4洗玉橋3 上陽町の石橋群の中にあって、「ひ・ふ・み・よ橋」と呼ばれる橋があることは先に述べているが、洗玉橋は一連橋の「ひ」に指定され上陽町石橋四天王(編集注:仮称である)の一角を担う。石工が有名人であることと、やはりその名に恥じない洗玉橋のこの佇まい、当然の上陽町石橋四天王入りである。もう少し言えば、上陽町石橋四天王にあっても筆頭に位置する石橋と思っている次第である。
上流側の要石【かなめいし】(アーチ中央の石)には、肥後上益城矢部吹上兄弟橋、八代種山棟梁 橋本勘五郎、倅 源平、孫 為八と刻まれているそうだ。近代における橋技術は向上の一途であるが、ひょっとすると100年後、200年後も姿変わらずあるのはこういった石橋かもしれない。その想いが宿っているかのようだ。それにしても、やっぱり石橋には写真のような民家が良く似合う。住民の生活とともに...である。
上陽町石橋4洗玉橋4 上陽町石橋4洗玉橋5 上陽町石橋4洗玉橋6
欄干も凝った造り 精度の高い石の組み上げと分かる 車はとなりの橋へ 今は歩道橋として

 関連リンク 八女市茶のくに観光案内所  
   

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