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 不動の滝 (福岡県八女市星野村)    site up 2003/08/26
不動の滝1
星野村に立てられていた観光案内板を見ていると、写真付きで紹介されている「不動の滝」というスポットがある。写真からしてそう大きくはないようだが、日本の滝らしい雰囲気だ。ううむ気になる、と早速行ってみることにした。
星野村役場よりさらに上流部を目指す。滝は熊渡川の支流にあって、「柳地区、矢部村」へは熊渡橋を渡って右折となるが、不動の滝は「滝の脇地区」のある直進となる。不動の滝へはこの分岐点から約2kmとなっているが、「滝の脇」という地名である。滝がいかに付近住民に大事にされているかを伺えるような気がする。
約1.5km程進んだだろうか、だいぶんと上流部にやってきたがここの集落があった。滝の脇地区である。ここから左折して滝を目指す。ここからは道が少々狭いが、私の愛車は軽自動車だから比較的安心である。
鬱蒼とした雰囲気にさしかかる。勾配も結構きつくいよいよ滝か?と思うと案の定、前方に滝が見えてきた。ううむ、静かなだけに近寄り難い雰囲気を感じるのは私だけだろうか。夕暮れが迫りつつあることによるセピア色が加味される中、これは臆病な私の現れ?と自己分析をしつつ滝へと近づいた。滝の袂には不動さん(不動明王?)が鎮座されている。鎌倉時代に盛んだった山岳信仰、修行路の途中であったここ不動の滝では滝に打たれる荒行が行われていたようだ。
まず不動さんにあじこじ九州で紹介させて頂く旨をお伝えして、すぐ横に瀑布【ばくふ】となってマイナスイオンを提供している滝へと目を移す。滝は約10mほどの落差と思われ、滝らしい姿であるが大きな滝ではない。水量は、最近の降雨状況を考慮すると多少多めかもしれないが、水は綺麗である。飲めるぐらい綺麗だと思う。日中も山陰になることで日の当たる時間もそう長くないと思うし、滝による冷却効果があってか付近は避暑に訪れる人も多いという。偶然にも訪れた日は誰もいなかったが、途中ファミリーと思しき車とすれ違ったので、ひょっとするとここに来られていたかもしれない。紅葉の時期は、また付近が彩りを添えて綺麗な光景を見せてくれそうである。
不動の滝2
不動の滝3 不動の滝4 不動の滝5
不動の滝6 駐車場は、道路の突き当たりに2台分ほどといった感じで、特に駐車場と呼ぶような場所はない。
車高を低くして更にコテコテパーツを取り付けたVIPカー(編集注:最近は減ったタイプだね)などで乗り入れると、彼女にとんだ失態を見せることになるかもしれない。Uターンするのも少々大変と思うので、かっこよくバックを決めようとしてぶつけたまたは脱輪、なんてことは有り得る話。という私も以前は高燃費高出力AT+車高が低い若気のいたり車に乗っていた手前、あまりケチョンケチョンには言えないのも事実だったりするのだが・・・(編集注:だね・笑)。その当時の車であれば、やっぱり私も躊躇していただろうな、と思うところだ。ま、余談である。
あじこじ九州をご覧の方に、こんな車のことで心配を必要とされる方はいないか、もしくは僅かにおられる位だろう。
それと、ちょっと不思議なのは不動さんが2人おられるところだろうか。それも中央に一人ドンと鎮座される不動さんの左隣(正面からは右隣)に、もう一人の不動さんがおられる。建物の中に祠【ほこら】があるのだが、その祠内に二人が上記のようにおられる。少々窮屈そうにも見え、もう一つ祠があってもいいのではとも思えてもしまうところ。それに乱暴な表現かもしれないが、どうもアンバランスな鎮座関係である(編集注:ううむ、もう一人おられるとバランス良いとか?)
この光景を地元の小学生はどのように感じただろう。仁田原小学校による夢物語コンテストがあり、平成13年度に仁田原小学校の5年生だった女の子が、ここ不動岩で感じそして想像して作り上げた物語(いわゆる昔話風)が案内板とともに紹介してある。いい物語である。ここでは紹介は控えさせて頂こうと思う。是非現地で辺りの雰囲気を感じ、そして読まれてほしい。
不動の滝7
不動の滝8 不動の滝9 不動の滝10
まずここが矢部町方面との分岐点 滝の脇地区での入り口 看板は各地に整備されている

 関連リンク 八女市ホームページ 八女市茶のくに観光案内所
   

地図はこちらから⇒  Mapfan地図へ がおおよその位置になります。
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